33rd Rescue SQ

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 アメリカ市民に、子供はとにかく野菜を一杯食べて大きくなろう!みたいなイメージで創られたキャラクターである。食品会社のミネソタ・バレー社が 如何にして企業イメージを高め、自社の食品販売額を増やすかと考え抜いた揚句、野菜をイメージさせる緑の巨人にグリーン・ジャイアンツという名前を与えて宣伝に使った。このイメージキャラクターは、1958年にはテレビ放送に載っているようなので、もう還暦を超えた古いキャラクターといえる。
 救難専用ヘリであるHH-53がどうして ジョリー・グリーンと愛称で呼ばれるようになったかは、想像の域を出ないが ヘリ自体が緑色系の迷彩色を身にまとい、当時としては巨大な部類のヘリであったためにそうしたニックネームがついて行ったのだろうと考えられる。本当は、いつもニコニコ笑った顔がこの巨人の特徴なのだが 最近のアメリカンヒーロー映画に出てくる緑の巨人は、やたらと強面のものである。HH-60も 敵地で撃墜されたパイロットにとっては、頼りがいのある巨人だったはずである。

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2015年6月 嘉手納の上空では、HH-60Gが盛んにコンバットレスキューの訓練を行っていた。この様子は、嘉手納の道の駅からもよく見えるため、観光客は大喜びでカメラを構えて撮影である。私もチャンスを逃がすまいとシャッターを切ってみた。
Wings

2014年4月 嘉手納基地を編隊で離陸する33rd RSのHH-60G

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